児童サービス論」

 

今回の児童サービス論は鹿児島県立鹿児島中央高等学校の前之園えい子

先生(学校司書)をゲスト講師にお迎えして、児童サービスの意義と、

読書手法を紹介して頂きました。学生たちが楽しみにしていた授業です。

 

ストーリーテリングや、クロスシアター、エプロンシアター、読み聞かせ、

パネルシアターとさまざまな読書手法と、多くの絵本も紹介して頂きました。学生にとって意義深いものになりました。

 

授業終了後も学生が前之園先生を囲んで質問攻め。

児童学科の学生は、「パネルシアターを自分たちで作りたい」「幼稚園

教諭を目指しているので、勉強になった」とコメントしていました。

前之園先生、ありがとうございました。

 

本学では、1年生は「新入生ゼミナールⅠ・Ⅱ」を履修します。

 

この授業の目的は、「COC地域人材育成プログラム」の一環として

地域について学ぶことを通して、大学における学習の基本的なスキルを身に着けていく」ことです。

 

今回は1組から6組の合同授業。

司書・司書教諭/学芸員/日本語教師の資格取得についてのオリエン

テーションでした。

 

学生のアンケートの中には「本を読むだけでなく、空間を楽しんだり、人々の憩いの場所になったりする素晴らしい場所なのだと気づくことが出来た」や「企画力や発想力の素晴らしさを感じた」「図書館は本を読むだけの場所ではなく、児童生徒の心の居場所としての寛容整備も求められると思った」等のコメントが寄せられました。

「情報資源組織演習Ⅱ」

 

この授業では、本の分類について学びを深めています。

「ちょっと、0~3類に時間をかけすぎたので、授業のピッチを上げるよぉ~」と、学生に

ハッパをかけています(苦笑)。

写真は、図書館の書架の本と分類をチェックしているところです。

分類の授業というと「数字の羅列で面白そくなさそう!」と思われがちですが、

「へぇ~、こんな本もここに分類されるのねぇ~」といった発見もあり、だんだん学生は

面白がっています。中には「日本十進分類法」(NDC)の旧版を引っ張り出してきて、

「今は、この分類が見当たらない」という学生の指摘もあり(エライ)とても嬉しいですよ。

 

作家の瀬戸内寂聴さんが逝去されましたね。

 

本学の図書館も、早速、瀬戸内寂聴さんを偲びテーマ展示が入口近くに設けられました。

 

波乱万丈の人生と言われる瀬戸内寂聴さんです。

紫の装丁が人目を惹く「源氏物語」(全10巻 講談社)は、奥の深い解釈が込められている

やもしれません。挿絵を手がけた日本画家の石踊達哉氏の絵も美しいですね。

私も高校に勤務していた頃は、谷崎潤一郎、円地文子、橋本治 氏らの源氏物語を紹介して

いましたっけ。おっと「あさきゆめみし」もね(笑)。

 

 

 

 

 

「教養特講」/ 「フィールドアクションB」

 

別称「物語プロジェクト」(略称Mプロ)は、学生の自主企画で、

作家さんを招聘して講演をして頂く企画です。

 

学生たちの希望は、現役のお医者さんで若者に人気の作家

「知念実希人」氏です。

出版社を通して講演依頼をしたのですが、来鹿は難しいとの

とでしたが交渉の末、オンラインによる講演が決定しました。

 

講演は来年度の2月5日です。

会場を本学の図書館4Fのホールを考えていましたが、入試の

ため立入り禁止期間とわかり学生は大慌て。急遽、会場探し中です。

 

詳細が分ったら、またお知らせいたします。

実は、鹿児島国際大学は火曜日まで休講です。

週末には大学祭も実施されますが、一般開放はしていません。

というわけで、この期間に少しでも鹿児島市立図書館の展示

企画に取り組もうと、メンバーが集まりました。

 

ゼミ生のA君は、実は折り紙が得意。

いやぁ、こういうことがなかったら知らずにいた彼の特技

でした(笑)。展示に向けて、いろいろと制作予定です。

 

今回は、ささやかですが、2Fの0類の書架上に「江戸時代

の識字率は世界一」と題して、江戸時代のベストセラーや

発禁本等の出版に関する本を数冊展示しています。

 

☜の写真は今回の参加者メンバーです。

 中央のお二人は鹿児島市立図書館の職員の方です。

司書教諭取得科目の「情報メディアの活用」の授業風景です。

受講学生は100人ちょっとです。

3人一組になって、受講生を小中高の先生方に見立ててお薦めの

HPの内容を「ここが授業活用できますよぉ~!」と、レクチャー

しているところです。プレゼンの仕方、発表方法、発表内容と

学生が学生から学ぶことも多くプレゼンスキルの勉強にもなると

好評です。「初めてこのHPを知った、良かった~」という声

も多いですよ。

 

ちなみに取り上げたHPは☟、

■鹿児島県総合教育センターHP

■授業に役立つ学校図書館活用データベース

■光村図書HP

■プログル

レファレンス協同データベース(国立国会図書館)

■新書MAP (順不同)

 

司書資格取得科目の「情報資源組織演習Ⅱ」の授業風景です。

受講学生は27名です。

 

図書館内にある「コモサカA」と呼ばれるアクティブラーニング

用の部屋を使用しています。

 

この授業では、学生たちは2~3名一組となってNDCの各分類を

リサーチします。実際に書架を見て回ることで「こんな本もこの

分類なの?」「図書館の蔵書は65万冊というのに、この分類の本

は少ないし内容も古いかな」等、気づきがあるというものです。

  ☟

司書は書架を見て回り、乱れた本を整理するだけがフロアワーク

ではありませんぞ!時には蔵書チェックして本の差し替えを行う

こと等も大事なんだという気づきです。

 

3年のゼミ生たちと鹿児島近代文学館で開催中の「鹿児島装丁展」に

行ってきました。

「鹿児島装丁展」では、鹿児島出身の画家による装丁、鹿児島

 ゆかりの作家の装丁を紹介しています。

 

アートディレクターの小林真理氏の講演もゼミ生と一緒に拝聴。

お話は、個人的には今読んでいる山口昌男氏の著書「古本的思考」

登場する多くの人物の名前と偶然リンクして、とても面白かった

です。講演会場は定員40名が満席状態。皆さん熱心なんですね。

 

企画展も、とても充実した展示内容です。おすすめです。

ゼミ生のMさんは特に熱心に鑑賞していました。

 

ちなみに橋口五葉と漱石の関係は、司書の採用試験に出題されて

いましたからね~。

 

岩下ゼミの学生たちは鹿児島市立図書館と提携して鹿児島市立

図書館の設営や企画等を手掛けることになりました。

図書館司書資格取得を目指す学生たちにも声をけけたところ

数人の学生も参加してくれることになりました。

 

写真は、田之上主幹から館内の説明を受けているところです。

赤ちゃんコーナー、YAコーナー、郷土コーナー、ビジネス

コーナー等、「こうしたらどうかな?」と学生たちのアイデァ

は広がります。

 

とにかく館内が広いので、ささやかに変化していくと思いま

すが学生は、やる気いっぱいです。

鹿児島国際大学では希望する学生は図書館実習を体験できます。

勿論2単位もらえるんですよ。

今回は、鹿児島県立図書館、鹿児島市立図書館、指宿市立図書館、

姶良市立図書館、霧島市国分図書館、鹿屋市立図書館、与論町立

図書館にお世話になりました。

 

コロナ禍で実習期間が延び延びになったり、実習内容が制限され

たりしましたが、実りある実習体験が出来たようです。各館は

詳細な実習スケジュールに基づいて指導して下さいました。

「図書館実習で体系的な学びと実務的な学びの両方を押さえる

ことが出来た。特に現場でなければわからないこと等を多く学

べた」等の感想が寄せられました。

多忙な中、快く図書館実習生を引き受けて下さった図書館

関係者の皆様に深く感謝申し上げます。拝

 

鹿児島日英協会の第30回総会が開催されました。

総会後に第5回エッセイコンテストの表彰式がありました。

 

日本語の部では、鹿児島国際大学国際文化研究科修士の

上釜さんが最優秀賞、国際文化学部3年の小川君が奨励賞

を受賞しました。理事の一人としては嬉しかったですねぇ。

英語の部・日本語の部では鹿児島県立甲南高校の生徒さん

や鹿児島純心女子短期大学の学生さん、一般の方も受賞

され

ました。

 

写真は左端から副会長の古木圭介氏、小川君、上釜さん、

右端が会長の島津公葆氏です。

 

 

 

 

 

 

鹿児島県美術・歴史センター黎明館で開催された特別企画展

「ほこらしゃ奄美」の展示解説講座に新入生ゼミナール1年

1組は参加しました。

講師は黎明館学芸員の小野恭一先生です。

 

学生たちには講演拝聴後のレポート提出を宿題にしました。

 

学生たちからは「郷土の文化や伝統をしっかり守り続けたいと

思った」「釣りをするので疑似餌の話が面白かった」「いつか

奄美を訪れて今日の講演内容を感じてみたい」等々の感想が寄

せられました。

 

展示鑑賞の際も、小野先生から丁寧に説明を受けることが

でき、贅沢な展示鑑賞となりました。

 

鹿児島国際大学に赴任して初めての卒業式です。

4年生のゼミ生5人(一人は中国留学生)も卒業です。

 

前任の先生から引き継いだゼミでしたが、結構面白いゼミ生

たちでした。写真からも推察されるでしょうが・・・(笑)。

 

卒業式後に演壇で卒業の喜び溢れる(笑)ゼミ生のスナップ

写真を下にUPしてあります。

 

 

秋季卒業式で岩下ゼミの中国人留学生パンパンユーsanが卒業

しました。彼女は日本語がとても上手です。

 

 

彼女はとても真面目で、卒論もアドバイスするたびに、

一週間後には、きちんと書き直してきます。

(しっかり日本語で執筆です)

 

岩下ゼミの他の4年生は見習ってくれ~(苦笑)。

 

彼女の卒論のテーマは、鹿児島国際大学付属図書館と彼女の

出身の大学図書館との違いについてです。

 

 

書店のミニチュアは、かつて高校に勤務していた時の

図書委員長ファミリーから、鹿児島国際大学へ赴任した際

にプレゼントされたものです。

 

で、誰が作り上げる?(苦笑)。

私には無理無理!!!

 

というわけで、白羽の矢が立ったのが、またまた、かつて勤務

していた某高校の図書員委員長。プラモも上手に完成する彼し

か思い浮かびません。忙しい仕事の合間をぬって完成させて

くれました。照明(電気)も付くんですよ。

 

関係各位(笑)に、深く感謝感謝です。

 

ちなみに研究室に飾ろうと思ったのですが、持参する際ぶつけて

崩壊させてはなりません(きっぱり)。

それぐらい繊細なんですよ。

 

というわけで、我が家のカウンター上に飾られています。

 

 

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